人間って酸素がないと生きていけないじゃん?日々、酸素を吸って二酸化炭素を吐き出すけど、ゴロゴロしてると呼吸の回数が減るので、酸素の入れ替え回数が減るわけですよ。え?減らない?減る?どっちよ。減るに決まってんだよ。
更には、ゴロゴロしてると酸素が足りないどころか筋肉も脂肪になるわけですよ。いいことないのよ。いや、ゴロゴロするの大好きだから心の平穏的なものは得られるんだけども。
しかしながらあまりに体力と酸素が足りないので、思考力とか記憶力とかガタ落ちなわけです。恐ろしいほどに新しいことが覚えられない。恐ろしいほどに本を読むスピードが落ち、恐ろしいほどに体が重いわけです。
そこで私は考えました。運動しようと。でも我が家の周辺は田舎なので歩道がありません。酷い話だよ。歩道がないのに、車がたまにもうスピードで走り去るわけです。そのうえ景色も超つまらないので、散歩もジョギングも究極につまらない上に体が重い。球技は大好きですがバスケットコートがコロナで閉鎖されていて、バスケットボールを持ってコートに行くこともできません。
そんなわけでプールに行くことにしました。お金払って。プールで泳ぐの20年ぶりくらいだよ(白目)。いや、10年くらい前に泳いだような気もする。その時は13メートルも泳げず、立ってハァハァハァハァ息切れ寸前だったので、とりあえずプールで歩こうと思いました。プールで歩くと30分で路上を1時間歩くのと同じ消費カロリーなんですって。
20年ぶりくらいにプールに入ったわけですが、超楽しい(笑)。歩くのも体が軽くて楽しいです。でも50メートル(1往復ともいう)歩いたら飽きました。
思い切って泳ぐことにしました。平泳ぎなら多分大丈夫。クロールは試してみましたが溺れるところでした。息継ぎどうやんだっけ(もうろく)。平泳ぎで延々往復し、ゼイゼイ息切れさせながら、休み休み400メートルくらい泳ぎました。
自ら上がったときの己の体の重いことよ。
プールで得られる運動量はどれほどのものかさっぱりわかりませんが、何となく寝ていた脳が少しだけ起きたような気がします。気のせいかもしれない。でも体重は一グラムも減っていませんでした。
仕方ないよね。