この西遊記を、末っ子が寝る前に毎晩読み聞かせております。
きっかけはうろ覚えで適当に西遊記を話したことでした。そのあまりの面白さに子供がもっと続きを知りたいと言うので、私もわからないから、本を買って読んでみようと思った次第でした。
この西遊記は翻訳がめちゃくちゃ古くて、一文がえっらい長くて、原語リスペクトなので小さい子供には非常に理解がしづらいものです。中学生くらいでちょうどいいかもしれません。だから小学生以下の子に読み聞かせる時は読み手が気を利かせて途中で文を区切り、難しい単語は簡単な語に言い換えて読まなければなりません。
中々ハードですが、上巻、中巻と読み進めていくと段々聞いてる方に語彙力も付き、言われていることが何となく問題なしに受け入れられるようになってきます。何といっても話が超尋常でなく面白いので、多少言葉がわからなくても余裕です。ほんっとうに面白いです。
まぁ孫悟空が出合い頭に妖怪を打ち殺したり人が食われたりと恐怖のシーンも多々ありますが、でも超面白いので超おすすめです。
昨晩、末っ子が唐突に、「もし虫が目の前に現れたら僕は3里ほど逃げるだろうね」と、西遊記単位を持ち出してきたのでびっくりしました。~里って言われてもわかんないだろうなーって思いながら読んでいただけに。ちゃんと距離を表すものだって分かったんだね。
その場で「里 ㎞」で検索しました。(3.9キロだった)
※唐の時代の里は300メートル~500メートルの間といわれています。