大学生になるまで一度も関西人に触れたことがなかった私は、クラスメイトの大阪人の度重なるツッコミに怒り心頭、血管をはち切れんばかりに膨張させ、「喧嘩売ってんの?!買ってやんよ」と食って掛かったわけですが(笑)、彼は「いや全然そんなつもりはなかったんだけど、気を悪くしたんならごめん」と丁寧に謝罪してくれました。ほんとごめん。こちらこそ。今でも思う。ごめん(笑)
そこで初めて、そいつがやっていた行為の全てが「ツッコミ」であったと知るわけですが、それまでツッコミっていうのは芸人が漫才の中でのみ行うものであったものがいきなり日常に突入してきたので私は日々ツッコミって大事なんだなって思うようになるわけです。
ただ、相手が純粋な18歳当時の私のような存在だと、ただひたすら怒らせるだけであるっていうことも知っておいた方がいいです。芸人さんのやり取りを見ていると、ツッコミが面白いとやり取りがすごくまとまって面白くなるけど、ただ相手を貶めようとしているだけのツッコミは見ていて不快です。
昔英語話者に「ツッコミって何」って聞かれてツッコミを英語に直そうと色々考えたことがあります。
一家総出で話し合って、出た結論は、「状況説明」じゃないかと。
でも「状況説明だよ」って教えても、じゃあそれの何が面白いんだよってなるわけですよ笑。まぁその辺は文化だから、スタンドアップコメディにおいて聞き手が脳内で想像することを文字化してるだけだから、そのうち慣れるだろうと考えます。
どうでもいい考察でした。