吐き出しても意味がないんだけど、吐き出すと多分何らかの解決策を導き出せるのが私にとっての愚痴です。世の中の愚痴は単に吐き出すだけ。解決策までたどり着かない。
だから友人は私に愚痴って「スッキリした」というわけです。結局どうしたいのか自分で分からないというか判断が付きかねるから愚痴るんじゃないの。吐き出すだけでスッキリして次の日から幸せに暮らせちゃうの。聞いたこちらはどうなるかというと、そいつが解決しようとしないからイライラが募るの。
多分世の中の人たちはヒトの愚痴を全然聞いてないんだろうね、聞いてるふりして結局自分の話しかしてないんだ。という愚痴をこぼしてしまった。今。しかし大丈夫だ、私はこれを書いて読むことで、そうだな、私はそいつとは縁を切ろう、って思えるんだ。
昨日の朝、ちょっと今やっていることに対しての不満をつらつらと書いていたんだけど、上司が突然現れたので一時保存にしてあとで読み返したんですよ、続きを書きがてら。そしたらまるで愚痴野郎のようにグチグチ書いてて、みっともなかったのでその記事は没にしました。愚痴野郎の一番いやなところは自分で解決しようとする意志が見られないところなんだけど、その一歩手前の「ねーねー聞いてよ私こんなひどい目にあってるんだよ」系の語りをしてしまったよ。なんだよ自分がひどい目に遭ってる様を語るなんて惨めそのものじゃないか。武士でも農民でもないけど、理想を捨てるのは最終手段だぜ。
愚痴野郎にはなりたくないね。