という映画を途中から見ました。こざっぱりとしたサムライがこざっぱりとした逃亡サムライを探す話です。(多分)
江戸時代の日本がどんなんだったか知らんけど、絶対あんな綺麗じゃないよ。。。顔は白いし着物は洗い立てだしアイロンかかってるし。綺麗すぎて、見ていて現代のドラマを見ているようだった。
途中というか、もう終わりそうなレベルに後半から見たんだけど、主演が今を時めく東山紀之さんでした。私は少年隊が大流行だったころ、多くがヒガシがカッコいいって言うのを聞いて、「どこが?どのへんが!?」と全く理解できなかったものですが(当時は私は里見浩太朗と加藤剛が好きでした。今でも濃い顔が好き。)、今見たらその鼻の美しいことよ。どうしたらあんな1:2:ルート3の直角三角形の美しい鼻をもって生きることが出来るんですか。そして当時の学友、世の中の皆さんは、アレだね、先見の明あるね?ほんと美しいわー。
いや、思い出した、なんで見始めたかっていうと、景色の中を歩く二人のサムライの清潔さに、「これは山本周五郎の原作に違いない」と思ったわけです。山本周五郎の原作の映画で、タイトルは何かなって思って見てたんだ。
結局藤沢周平だったと判明した。藤沢周平は読んだことないけど大体山本周五郎みたいな感じだった。(山本周五郎だってそんな沢山読んだことない)
最後まで見たんだけど、ちょっとネタバレ↓↓
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打ち取った相手の首を切るための刀を、懐に入れておくのがサムライの習わしなわけですが、主人公のサムライは打ち取った相手の髷を切り取っておりました。
お、首切り取るのか?!って思ったら髷を切っていたので「ぬるい!!!!さすが綺麗なサムライだけある!!!」と憤りました。しかしわざわざギコギコと首を切り取られてもすごく嫌だけど。
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↑↑ネタバレここまで
まぁそんな感じで、大衆に愛されるサムライの姿というのは、優しくて、強くて、そして綺麗っていうことだなって思ったわけです。
あと傘さ、頭に付ける奴あるじゃん。あごのとこでヒモで留める奴。なんで今の時代アレ使わないの?アレめっちゃ便利じゃん両手が空いてさ。私はあの傘を見て、是非現代によみがえってほしいと強く願いました。
両手空くし濡れないし超便利じゃん。西洋かぶれどもがアレを廃止したのか。西洋かぶれどもが!!!