久しぶりに働いている

下山事件っていうのがあったんだけど知ってる?おれしらなかったんだけど、Yahoo!ニュースにその中身が少し紹介されていて、「今でも謎のまま」みたいな記事だったんだけど、そのコメント欄に「松本清張が小説にした」って書いてあって、調べたんですよ。タイトルは「日本の黒い霧」というもので、下山事件について調べられた詳細な情報をもとに、松本清張が検証、推理しているものでした。

いやーこれが超面白くて、まさに「事実は小説より奇なり」を地で行っていて、え、本当にこんなことが現実で起きたの!?っていうすごい話だったよ。(まだ全部読んでないんだけど)結局だれがどう見ても最初の数ページで犯人の雑な仕業ってのがわかんだけど、結論以外の諸々もすごく面白くて、ある程度知能があるなら人々は共産主義者になるんじゃないかと思われるほど考えさせられた。

アメリカは今でも日本の宗主国で、日本の隅々までを盗聴し、把握し、支配しているとして、あんな雑な奴らが支配者って嫌だなあと思うと同時に、雑な奴らだから穴だらけなのがまだましとも思う。

松本清張は面白すぎるので夜余計に眠れなくなっちゃうよ。