キングダム

最近はもうキングダムを毎日待っていられなくなったので、タイトルだけ見て、「この辺かな」って感じで読んでいます。かりょう貂が軍師になったとこまで読んだ。その周辺は読んでないけど。もう28巻とかじゃないか。飛ばし過ぎ。

意外と飛ばしているとストーリーが進んでキャラクターたちが成長しているのが分かります。書き分け超上手いね作者。

中国に限らず、歴史ってのは今あったものをぶっ殺して作るもんなんだなって思います。

パレスティナ人を皆殺しにして、西岸に新しい国(イスラエル)を建国した後、例えば100年後に、「イスラエル建国」って文字が教科書に載るのかな。虐殺の事実はどうなるんだろう。ユダヤ人は教育と金があったから後世に伝えるだけの手段を沢山持っていて、映画、文学、歴史、学術論文、哲学なんかにもその被虐殺の歴史を刻めたけど、今圧倒的な力でもってぶっ殺されているナマの命、人々はただ歴史から消えるだけなんだろうか。「ユダヤ人」って一緒くたにしているけど、ユダヤの人々の中には当然虐殺に反対している人も居るし、ネタニヤフをヒトラー呼ばわりしている人も居る。

イスラム教の女性の扱いは大嫌いだし関わりたくないけど、かといって「それは正しくないから直したほうがいいよ」って一方的に言うことじゃない。

昔Twitterでサウジアラビア人と会話してて思ったけど、どう考えても個人対個人のやりとりになると、宗教団体や国家と語るのとは全然違うんだよね。

私「サウジアラビアで女性が一人で旅行出来ない法律が出来たらしいじゃん。ほんとかよ。」

サウジアラビア人男性「すれば?別にすればよくない?法律しらん。」

私「サウジアラビアは石油が大量に出るから国民一人一人にベーシックインカム的なお金がもらえるんでしょ」

サウジアラビア人女性「DMで会話しましょう。」「確かにもらえます。サウジアラビアは豊かです。」

私「いいね?」

みたいな。

あとアラビア語を一生懸命見ていて思ったけど、アッラーっていう言葉は、日本語では神様につけられた固有名詞みたいな扱いだけど、神様をアラビア語でアッラーっていうんだよね。なんで日本ではイスラム教の神様はアッラーですって教えるんだろう。多神教すぎない?ジャパン。自分とこの神様と同列に語っちゃダメだよ。ちなみにヘブライ語で神はィヤハウェ(ハの音は舌の付け根と喉の奥、軟口蓋を付けて隙間から発音)というんだけど、その言葉を口にするとユダヤ人めちゃくちゃ焦って止めに来るので口にするなかれ。

考えたらイスラムもユダヤも唯一神じゃん。だから「アッラー、アッサラーム」って言ったら、神は偉大なりって訳すんだよ。

アッサラームは偉大って意味じゃないけど。

なんで人々は国家みたいな集団単位で話をしようとするんだろうね。私のことを日本人と言われてもいわゆるお前たちが期待する日本人じゃないけどいい?って思うわいつも。とにかく平和しか望まない。