DVを行う人間の距離感はどうやって作られるかっていうと、やっぱり成育環境なんだよね。
親からDVを受けがちな社会(儒教)で育つと、どう見てもDVみたいなのが社会でまかり通るわけです。今は教育が少しマシになってきたから子供を殴っちゃいけないってみんな知ってるけど、昔は浴槽に沈めるとか冬に外に裸で立たせるとか殴る蹴る当たり前の家庭もそんなに少なくなかったわけです。
親からしてみれば子供は所有物だから、まぁなにしてもいい存在だったんだろうけど、そうやって育った子供たちは、大人になると近い人間は所有物、自分より力が弱い人間は力で言うことを聞かせるのが真理だという世界に生きることになっちゃう。
昔よくあった「家庭内暴力」は子供が親をバットで殴ったりとかだったけど、それらだって親たちが子供が小さいころ同じ目に(=力で言うことを聞かせる、八つ当たりで自分の感情を解消する)遭わせてたんだもんね。ちゃんと親に返してる辺り、親子の信頼関係が築けていて偉いよむしろ。
まぁだからDVで殴ってる方もさ、まずは相手が、自分じゃない時点で「別の人間である」ってことをまず知らないとだめだよね。自分が小さいころ親きょうだいから受けた仕打ちは決して正しいものではなかった、自分は被害者なんだと知るところから始めていくのがいいと思うよ。
あとは本を沢山読んで語彙力を増やすことが大事。
頑張って(知らん人へ)