古代メソポタミアに限らずだけど、私は人々の思想とか行動を知るために色んな地方の昔話を読んでおります。昔話って、そのヒトたちの根源を示すものじゃん?みんなが知らなくても、少なくともかつてはそのストーリーがあって、それらを共有していた集団が今に至っているわけじゃん? だって「桃が川を流れる音」なんて日本語にしかないし、そもそも桃が川を流れるシーンを見たことある日本人いないんじゃねえの。でも全員が知っている。すごい。だから何だと言われても「もっと想像力を働かせろばかっ!」としか答えようがないんだけど(おろおろ)。
「肥沃な三日月地帯」は、イランイラクの海のそばの川沿いにあるんだけど、むかーしテレビで見た景色は、銀色に輝く美しい海と、金色の光を浴びた美しい黄緑色の世界だったよ。すっごい美しくて、なんというところだろうと当時思って、そこからずっと行きたいと思い続けて来たんだけど、アメリカがバカだからイスラムを敵国認定して、おまけにイランの一部がバカだから強い女差別をして、私がイランに足を踏み入れる日はますます遠くなるばかりだよ。
あの美しい景色を見てみたいだけなのにさ。
古代メソポタミア、シュメール、バビロニア、アッシリア、アッカド、メソポタミア、あとなんだ分からんけど、もうね全部違うの?わかんないんだけど、どれがどの辺なのか。
色々読んだんだけど、アッシリアと「古代メソポタミア」は分類的に別っぽいんだよね。時代的に。文字は楔形文字なんだけど、シュメール人がアッカド人に滅ぼされた(?)際に、アッカド人がアッカド語を表すのに楔形文字を使ったけど、アッカド語とシュメール語は違うからまだ解読も全然進んでないんだってよ。そんでアッカド人の次にアッシリア人かな。。。わかんないなもはや。
まぁとにかく、ここで何が言いたいかというと、古代メソポタミア、メソポタミアは、シュメール人が発明した「粘土」というものすごい文字盤のおかげで、あらゆる自然劣化に耐えた石板がごまんと残ってるんだって。
紙→燃える、濡れる(終了) 木→朽ちる、燃える(終了) 羊→燃える、朽ちる(終了)
に対して、粘土→燃やす(最強)、焼いてあるから濡れても大丈夫(最強)
なので、めちゃくちゃ残るらしい。だからまだ解読していない石板がたくさんあって、今でも日々解読作業が進んでいるらしい。
ロマンすぎない?