長子が「東京2020って、今2021年なのに頑なに言い張ってるのウケる」といったので、私が「時間の流れなんて相対的なもんだからね」と答えたら、配偶者が「流石にオリンピック会場の周りのすべてが光速に近いスピードで動き続けるのはかなりの無理があるのではないか」と言った。
そこで、確かに、競技場内だけが光速で動いているならまだ可能性としてありうるよねって話から、ひょっとしたら競技場はこう見えて1光年離れたところに存在しているのではないかっていう話になった。
そんで、1光年離れるってのは実は距離にしてどんなもんなのかって話になって、それが約9兆km以上離れているらしいってのが分かった。
そしたら長子が「兆なんて単位、金の計算でしか聞いたことないわ」って言ったので、そうだよな、実際地球の外周が40,075 kmしかないのに、9兆キロってなんだよってなって、兆という単位が、お金の計算にしか使えないレベルに人間生活からほど遠いところにあって、つまり、人間がいかに概念でお金をやたらと持ちたがるものかってショボさ倍増だなって3人で笑った。