庭にオリーブの木が生えているんですが、割と立派に育ったんだけどそのうちの一本がオリーブ穴あきゾウムシにやられて枯れてしまいました。びっくりだよ。枯れるんだ、あんなでかい木が。悲しい。
そう思ってたらもう一本の、もっとでかい方もやられ始めた。根元に穴がたくさん開いていて、枝が枯れ始めている。
ムカつく…。
そんなわけで今日はバイト帰りにスミチオン乳剤を買って帰ろうと思います。ムカつき過ぎる。
農家の友人が昔、畑やってるとモグラがよく出てくるよっていうから、「出てきたモグラどうすんの?」って聞いたら「シャベルで叩き割る」って言ってたのを聞いて「こええ」って言ったんだけど、今なら叩き割れる。躊躇とかなく余裕で。そんでたまにネットで見かける、「モグラさんをなんで叩いてしまうの?(おめめウルウル)」みたいな話を思い出す。
田舎で暮らすってこういうことなんだな(笑顔)。
モグラをシャベルで叩き割るのが田舎。せっかく伸びて綺麗に花を咲かせるようになった黄モッコウバラを根元から容赦なく抜けるのが田舎。これは自然リスペクトからくるものだった。もうね、無理。全然かなわない。自然パイセンには。抜いたってまた生えてくるし、切ったって死なないし、もう全然人間なんかが太刀打ちできる世界じゃない。
枯れた木ですら美しさを見出し、愛でる平安貴族を横目に大根育ててる平民の気持ち。