線を引かない

私は分類がとても苦手で、本棚とか、何系はここ、とか、何文学はここ、とかそういう分け方が出来ないので一冊一冊が独立しています。シリーズものが隣同士に並んでないのは単に雑だからなんだけど。

でそれは何でかというと、一般人より記憶力が優れており、こう、まとめる必要が無かったからなんですよ。あいまいなところをまとめるんじゃなくてあいまいなまま、そのままの形で完全記憶していられるから、分類する必要がなかったの。

誰誰の書いた何とかという本はどこか、本棚の左上の○○という本の隣だとかそういう感じで完全に覚えてたのよ。

(過去形)

分類とか片付けが苦手な人ってのは、別に片付ける必要を感じないからなんじゃないかと思っていました。だって床に落ちてるものすべて記憶してるし、どこに何があるのか全部配置記憶出来るんだもの。探す必要がなかったんだもの。

(過去形)

アレだわ、線をひかない、結論にたどり着かないというか保留するというのは十分に頭が良くないと出来ないことだったんですよ。断定しまくり人間結構いるけど(うちの配偶者)彼らは頭が悪いので、既存の型にはめることによって分類し、諸々をまとめて記憶するということをしているわけです。

ごちゃごちゃした部屋が思考を乱すのは集中力が十分に無いせいだし、片付けて余計なものを無くすことによりようやく思考に集中出来るってことなんだよ。

今ならわかるよ、片付けなきゃいけない理由がさ。

そう、今ならね。(フッ)

よろしくワールド。