魔女の宅急便を読み終えた話。

原作者が「映画が原作と全然違ってびっくり」といった魔女の宅急便を読みました。

ほんとだ、全然違う。

と言いたいところだけど、映画の方を何一つ覚えていない私(わたくし)。

背景が美しかったこと以外何一つ思い出せない……!キキの顔は覚えている。。。とんぼの顔も覚えている。ジジの喋り方も覚えている。。しかし他は何も思い出せない……あ、おそのさんも覚えてるや。

原作の方は、一言でまとめると素敵。素敵すぎる物語でした。コリコだのコキリだのいう名前が混乱させるくらいでしょうか。コリコは町の名前だっけなw

とにかくこれを少女時代(6年生とか4年生とか)に読める子はラッキーだなあと思いました。胸がわくわくしました。全部よかった。素敵すぎた。

ただ、一つ、金管楽器はそのような感じで音が出ることはなかろう。でも金管楽器を出さなければあの素敵なシーンも出ない。結果オーライということで落ち着きました。私の中で。

いやーあーいう言葉遣いも、空気も、誰にでも書けるもんじゃないし、すごくよかったなあ。魂が洗われるとはこのこと。現実ばかりに気を取られて、本来の純粋な自分と向き合うことを完全にしなくなった今、このような素敵なお話は、回りまわって自分の姿を見ることになるし、まだまだ優しい世界を投げ出す必要もないんじゃないかって思えるもんだね。

え?ニシンのパイとか出てこなかったけど。大丈夫?2巻に出てくるとかある?

良い時間でした。