着の身着のまま


これに限らず、主に書き言葉で使われる言い回しっていうのは、正しい発音が中々手に入らないものです。

これだってさ、文字で読んだらふつうは「木の実、木のまま」みたいな音になりそうじゃん?きのみ、きのまま。合ってるかどうかを確認するすべってどこにあんの?

日本語って割とこういうことがあって、書き言葉と話し言葉に乖離がありすぎて話し言葉として流通していない言い回しの発音が全然分からないっつう話。

小学生の時、みんなの前で教科書を音読させられるシーンあるじゃん。その時に私は「姉」という言葉をあ↑ね→(雨みたいな音)で読んだら、担任に「姉」(飴の音)で訂正されたわけです。

えっ、あね(雨)じゃないの。

なんか「あね(飴)」が気持ちが悪くて嫌だなあと思って、次に出てくる「姉」も雨で読んだらまた訂正を食らったくそうぶっころすリスト2位あのくそ担任を思い出してまたムカついてきたぞ。

(話それた)

そんなわけで、文字を書く時もよく脳内で「これはいったい何と発音するんだろう」って思いながら書くことがあって、今朝は「着の身着のまま」出勤したよって言いたかったんだ。

家で漫画読んでたらいきなり末っ子が走って帰ってきて「教科書わすれた」っていって遅刻しそうになるから、着の身着のまま送って行って、コンビニでまゆげペン買おうと思ったら売ってなくて仕方なしにかばんに入っていた、芯がほとんどない眉毛鉛筆でまゆげ描いたよって話。

あたまもなんか左側だけものすごい盛り上がっている。