Moomin valley park

ムーミンバレーパークって、湖を伴う小さな丘というか山にあって、とても美しいところなんですよ。

テーマパークっていうとついディズニー的なアレを想像してキャラクターがあちこちにうろついているとかそういうのを想定しがちなんだけど、ムーミンバレーは埼玉に出来たムーミン谷といった感じで、小さいながらも美しい景色と、小さな川、小さなお花畑そしてなんつっても超かわいい北欧建築が点在する場所なわけです。

だからまあ北欧とか景色とか、原作とかが好きじゃないとかなりきつい、何もない場所なわけです。

うちの末っ子は珍しくムーミンを読める人(きょうだいでただ一人)だったので、ムーミン愛読家として、初めてムーミンバレーパークに行った時、あまりの詳細さに大興奮だったわけです。

ウオオ!!これ水浴び小屋!?!?まんまじゃないか!!ウオオ!!ムーミン屋敷のキッチン!!!ちゃんとライ麦のパンがぶら下がっている!!!ウオオと、そのムーミン物語の世界そのものの再現に感動しまくりだったわけです。

3番目が、末っ子と話していて自分もムーミンバレーパークに行きたいなあと言ったら、末っ子はそっと自分の机から「ムーミン谷の彗星」を取り出し、3番目に渡して言いました。

「これだけでも読め。これは教養だ。」

そしてムーミンバレーパークに行ってみたい3番目はムーミン谷の彗星を最低限の教養として渡されたわけです。読み終わるまではいくまいと。教養ってのは、あればあるほどあらゆる物事が面白く感じられるものですからね。

そして10月27日(日)、ついにその日はやってきました。

アソビューっていうくそみたいなチケットサイトがあるんだけどそこ経由で高校生以下全員入園料500円という意味不明補助イベントをやっていて、最終日の日曜日、行ってきました。

本当は平日に行きたかったんだけど最近の子供たちあんまり学校をサボらないから仕方なしに。

末っ子は満を持して、全身スナフキンで行きました。衣装は私が作りました。でも眼鏡かけてマスクしていたので何ていうかUSのスペリングコンテストに出てきそうないで立ちの子がスナフキンの恰好をしている感じになりました。笑

景色の美しさはやっぱり秋(紅葉)や冬にはかないませんが、大変美しくて、トーベヤンソンの超かわいい世界が再現されていて本当にいいところでした。よかった。

3番目に買ってあげた2500円もするクリップ付きぬいぐるみは家に帰ってきてすぐに紛失されました。ADHDかな。