良くネットで見る「パワーワード」って言葉が私は割と好き。その語の力が強すぎてその一語に表される全てが一気に襲い掛かってくるような強さがある。
先日、夜のうちに寒かった私はニットのカーディガン(※分厚い)を着て寝たんですよ。いや正確に言うと眠かったので上着だけ持ってきて、自分にかけて寝たの。
朝になって、起きるか。ってなった時、普通に使う上着だったから(※洗濯済み)、いつもならその場にほったらかしにして下に行くんだけどその時は
「これ今日着るかも」
って思って左手に掛けて階段を下りたんですよ。普通だったら寝起きの時は関節が固くなっているので危ないから手すりを両手で掴んで階段を下りるだけどその時は左手に上着を掛けていたので「危ないから気を付けて下りよう」と右手は階段手すりをしっかり持ったわけです。
そしたらその「下りよう」くらいの時に、左手に掛けてぶら下がっていた上着の袖を踏んでしまい、あ、ニットだからフワフワでかつ滑る……!って思った瞬間、そのまま左足はニットの袖と共に段差を滑り前方に出てしまったわけです。そう、体重を乗せていた方の左足です。
だから要するに階段で転んだわけです(激怒)
右手は幸い手すりをしっかり持っていたので子供のように一番下までおケツを打たれながらリビングまで落ちていくことにはなりませんでしたが、その際左手の肘から先をしこたま打ったわけです。多分反射で左手を地面につこうとしたんだろうね?
でも地面より先に階段があるからそこに肘から先を打ったんだろうね?
階段の角で腕をこすり、そこから出血、そして腕には激痛が走ったわけです。
いってえのなんのって。そんでね、これは折れたかもしれないと思って、左手の指先をトントン、と叩いてみたわけです。もし折れていたりひびが入っていたりしたら指先までビィイン!!てしびれるからね。
または子供「ゆうちゃんが腕骨折した時はこうやってぶらーんてなってたって言ってた」
こっわ!!うでブラーンこっわ!ゆうちゃんどうしたのこっわ!!!ゆうちゃん治ってよかったね(号泣)
まぁそんで腕はブラーンともなってないし、指先もビィィンてなってないし、折れてないわこれって思ったわけです。でも腕のあざと出血と、見るからに痛々しいし、腕をテーブルに乗せるだけで激痛が走るわけです。
だからこりゃ折れたに違いないと思って病院に行ったわけです。でも大して痛くないし、いやでも痛いし。
休日診療です。休日だったからね。幸い外科医師のいる病院だったので診てもらえることになったのですが、事前に看護師さんが問診にやって来て、アレコレ聞いてきて、私に一言いいました。
「つまり、折れているかもしれないと考えているわけですか?」
「折れているかもしれないと考えているわけですか?」
って!!!恥ずかしい!!!そんな真顔で!!!!恥ずかしさに襲われた私は「あ、いや、その、折れてないだろうとは思うのですが一応レントゲンとかゴニョゴニョ」と動揺丸出しで答えました。笑
ああ、そうだよ!!折れてなかったよ!!!それどころかヒビも入っていなかったよ!!!わかってたよ!!!!
そしたら外科医は私の出血状態を見て更に一言。
「傷の方は…処置も不要ですね。治るのを待つくらいしかできません。しいて言えば痛み止めを処方するくらいですが、痛み止めどうしますか?」
だってよ!!!!
「あ、いいです」
って小さな声で断ったよ!!!!!
パワーセンテンスと呼ぼう。これを。
・折れているかもしれないと考えているわけですか?
・処置も不要ですね。
体が丈夫だとね。たまに大きなけがとか入院とかすると、うれしいんだよ。健康で丈夫だから言えるんだけどね。一年に一回もないから。病院行かなきゃっていう時が。健康大事よ。